昔は黒のドレスが主流だったことも!
黒、というカラーの持つイメージがなんとなく結婚式と結びつかないために、ウェディングドレスとして黒を選ぶことに抵抗を感じる方もいるのではないでしょうか。しかし、ずっと昔に遡ってみると、実は黒のドレスが結婚式で着用されていた時代があったのです。
16世紀のヨーロッパ、特にスペイン宮廷では結婚式には黒のドレスを花嫁が着用するのはマナーであり、まさにそれこそが主流でした。今では考えられませんが、黒は「花嫁のドレスの色」として全く違和感のないものでした。
それから徐々に自由度を高めていき、黒だけでなく他の色もウェディングドレスとして選べるようになっていったそう。
1900年代には、世界的にウェディングドレスがホワイト一択!というイメージが定着するようになるのですが、きっかけはビクトリア女王が純白のウェディングドレスをお召しになったことだそうですよ。
つまり、結婚式において黒の衣裳はマナー違反ではなく、むしろ昔のしきたりにおいては定番中の定番だったこともあるということ。これで少しはブラックドレスに対する抵抗がなくなったのではないでしょうか?